モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

中小企業診断士 黒澤元国のブログ。会社とは人生であることを念頭に、人の気持ちに寄り添った支援を心がけています。

問題が起こりそうなことに気づいたならば、解決案をもって報告する


Aを実行した場合、Bという問題が起こってしまう。あらかじめCという対策を講じておけばBという問題を防ぐことができる。


どうもkurogenkokuです。

ある金融機関の依頼により某社の経営改善計画書作成支援を行っています。
現在、条件変更を行っている企業ですが、緊急的にに原材料の仕入や諸経費支払資金が必要になりました。kurogenkokuが経営改善支援を行うこと前提に当該金融機関は追加融資に応じるという実に前向きな案件です。

ところが予想キャッシュフローをつくってみると、1年後一時的に資金ショートしてしまう可能性が発覚。金融に詳しい方ならすぐにピンとくると思いますが、条件変更先に再融資を行うところまでは良いのですが、その融資でも足りずに追加融資や再リスケを行うような事態になったら金融機関は説明がつきません。


そうなることに気づいてしまった以上、それを隠して経営改善計画書を提出し融資の実行に成功しても、その後のことを考えると『良心の呵責』は残ります。信用もなくなるでしょう。
ですから依頼をしてきた支店長にその旨正直に報告しました。


でもkurogenkokuは中小企業診断士です。

「一時的に資金ショートしそうです」という報告だけだったら誰でもできます。

大切なのは代替案を提示すること。金融機関は追加融資後の再リスケになることを恐れているわけで、そうならないような案を2つ提案させていただきました。

「なるほど」と支店長は納得してくださり、来週再度打ち合わせを行い対応策を講じることになりました。



いま抱えている仕事の中では本当に小さい案件なんですけど、こうすることで小規模事業者は救われていくんですよね。。。